裁判員制度の基礎知識

裁判員制度とは、市民から裁判員が選ばれて、裁判官と共に審理に参加する制度のことです。この制度は2004年に成立しました。そして、2009年から施行されています。欧州諸国でもこの制度が存在しています。基本的に衆議院議員選挙の有権者から選ばれています。この市民の中から無作為に選ばれます。市民が司法に参加することによって、その日常や感覚を反映する目的があります。そして、司法についての国民の理解を広げる役割が期待されています。
この制度は、重大な犯罪を扱う裁判に適用されています。例えば、殺人や放火、傷害致死、誘拐などです。ひとつの裁判では、原則裁判員6名が選出されます。また、4名の場合もあります。そして裁判官が3名の合議体を構成します。
審理に参加をして、証拠について調べます。そして、罪の有無の判断を下します。有罪のときには、量刑の判断もします。専門知識が必要なことは裁判官が担当をします。裁判員は、被告人および証人に質問もできます。有罪判決の際に、過半数の合議体の賛成がなければ無罪となります。長期の裁判が予想される場合には、合議体をいくつか設けます。
この制度の導入によって、国民の感覚が反映される効果が期待されています。しかし、参加について拒否権がないなど、問題点も色々と含んでいます。

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