日本の裁判所:家庭裁判所

家庭裁判所は、家庭に関係する事件と、調停、少年審判の権限をもっている裁判所です。家裁と略して呼ばれる事もあります。
昭和24年に設置されました。当時の家事裁判所および少年審判所が合わさった機能施設として設置されました。平成16年から、人事訴訟や保全事件も管轄するようになりました。戸籍の改名なども家裁が担当しています。ここでは、専門的な知見を用いて調査や環境整備を行っています。
性別の変更や、養子の審判も権限があります。ここでの裁判は原則として非公開です。これは、当事者のプライバシーを保護するためです。かつて、家裁が特別裁判所であるか争われたことがあります。最高裁は、下級裁判所のひとつと位置づけました。
家裁は、家庭の平和を守るために設立されました。そして、少年の健全な育成も目指しています。法律で決着することが必ずしも適しているとは限りません。家庭の中で起こった問題を、どのように円満に解決するのかが課題なのです。そして、非行を行った少年には、更生に導くために行動をするのです。つまりは、将来的な展望を考慮したうえで、解決を図るということが理念なのです。事件の数は、家事事件が非常に多いことが特徴です。

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